聖羅さんにキリ番1100番でいただいた詩

moon

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「月ーMOON-」


満月の月のした、あなたに出会う。

満月の月のした、色んなことを話したね。

「大丈夫?」

「うん、少し疲れただけ」

そんなコトバだけなのに。

すごく幸せを感じる。

満月の月のした、ワタシはあなたにであった。

月の光を浴びて、静かに空を見上げるあなたが。

すごくいとおしくて、でも月にとられてしまいそうな気がして。

無我夢中で後ろから抱きしめていた。

「いかないで・・・1人にしないで・・・お願い」

月の光のした、あなたはワタシにつぶやいた。

「僕の傍からいなくならないで・・・僕をおいていかないで」

月の光の下、静かに目を閉じた。

長くて、切なくて、静かな沈黙のあと。

あなたがつぶやく「だいすきだよ」と。

また、あなたを1つ好きになっていく。

月が満ちて欠けるその間に。

あなたの心が変わらないでと祈った。

「月にちかってみせるから」

あなたの言葉が曖昧で。

「満ちて欠けた、次の満月の日にはもうあなたはいなくなっているかもね」と

冷たく言い放つ。

満月の月のした、また次の満月まで。

ワタシたちは2人で、同じ空を2人一緒に見れるのだろうか。

ずっと不安に想っていたこと。

そして、これからもその不安はつづく。

でも、あなたが「僕は君を裏切らないから」と。

そう言ってくれるから。

今、ワタシも満月の月にそっとちかった。

「あなたを、ずっと愛します」と。

この月が、ワタシに教えてくれた。

あたたかい、あなたのココロを。

月がワタシにそっとささやいた。

「もう人を愛していいんだよ」と。

満月の月のしたに、ワタシとあなた2人きり。

そっと口づけをかわす。

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返事の詩です。

「僕と君は死の象徴である月の下で出会った。
      だから死を迎えても僕達は一緒だよ」

君はなぜか力なく微笑む

「月は満ちては欠け、欠けては満ちてゆく。
   絶対消えてしまうことの無い永遠の印。
     僕は月の光の下で君を永遠に思い続ける」

微かに震える君の手を握りつぶやく

いくら言葉を重ねても、ぬぐいされない不安

余りに幻想的な月明かりの世界は

夜明けとともに全て消えてしまいそうで


僕の言葉は君を繋ぎ止めようとする鎖

いつかはさびてしまう鎖

だから今は静かに ただ静かに

月明かりの下

君とくちづけをかわそう

言葉の鎖がこれ以上あなたの心をしばらないように

ただ静かに




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